【8/16(日)イベントチケット】『パパ・ユーア クレイジー』復刊記念トークライブ「PAPA IS BACK」
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1979年の刊行以来、多くの読者に愛され続けてきた、ウィリアム・サローヤンの代表作『パパ・ユーア クレイジー』。人生の折々に何度も開きたくなる一冊として、世代を超えて読み継がれてきた本書。長い間、絶版になっていましたが、2026年8月31日に装いを新たにハードカバーで復刊します。
この本の復刊を手がけた出版社「微花」の石躍凌摩さん、西田有輝さんのお二人を、復刊を目前に控えたタイミングでお招きして『パパ・ユーア クレイジー』復刊記念トークイベント「PAPA IS BACK」を開催したいと思います。
実はそんな「微花」のお二人の本業は、庭師。どうして庭師が絶版本を復刊するに至ったのでしょうか。色々と疑問は尽きませんが、お二人と一緒に本書『パパ・ユーア クレイジー』を導き手に人生を豊かに生きるための知恵や優しさ、関係性、そして働き方、暮らし方、人生など語り合いたいと思っています。
インスピレーション溢れる時間になるかと思います。ぜひお楽しみください。
イベント概要
『パパ・ユーア クレイジー』復刊記念トークライブ「PAPA IS BACK」
・開催日時:2026年8月16日(日)13:00 - 14:30(12:30 受付開始 / 15:00 完全終了)
・場所:面影 book&craft(〒386-0012 長野県上田市中央1-6-19-1F)
・参加費:2,200円(税込・ワンドリンク付)
・定員:15名
・申込方法:こちらのオンラインショップもしくは店頭にてご予約、事前決済となります
※当日は復刊した『パパ・ユーア クレイジー』の先行販売もございます。
版元の「微花」からのメッセージ
このたび、この不形の名作を、微花として復刊する運びとなりました。
私が初めてこの小説を手にとったのは2014年のことでしたが、その時にはすでに絶版となっていました。しかもその以前から、長らく多くの人々によって復刊が待ち望まれていたにもかかわらずーー私もまた、そうした人々のうちにあって、長い間待っていたのです。
ではなぜ、このたび、微花として復刊する運びとなったのか。
理由はいくつもあるのですが、一言でいえば、それは”本を読んだから”です。
初めて手にしたときから十年余りの間、何度も繰り返し折に触れて。
そうして昨年、また飽きもせず読み返していたとき、つぎの一節が目に留まったのです。
「人間は遅かれ早かれ誰だって死ぬ。そして、人間は死んだあと、この世に何を残すか?いい本を一冊この世に残すというのは人間として最高のことなんだ」
何度も読んできたこの一節を、私はこのとき読み過ごすことができませんでした。
本を繰り返し読むということは、ついにはそこに書かれてあるようにしか生きられなくなるということなのかも知れません。
訳者あとがきで伊丹十三が「読むことを生きている状態」と書いたのも、あるいはそういうことなのかも知れない。作者であるウィリアム・サローヤンも、訳者である伊丹十三も、すでに故人となって久しいですが、それでもまだこの世には、彼らが残してくれた最高の本があって、長らく絶版であったにもかかわらず、偶然私のもとへ届いた。
ならば人間として、これをもう一度この世に刊行しなおさねばならない。
そうして、自分の死後にも亘る未来に、これを残さねばならないーそう思い立ってから、約一年にわたる制作期間を経て、ようやく皆様にこの本をお届けすることができます。
そうして、作中で父と子が赤い車に乗って旅をするのが印象的なこの小説にならって、私たちもまた旅をしながら本を読み、語り、届けていきたいーー
そんな思いで企画した『パパ・ユーアクレイジー』復刊記念トークライブ「PAPAIS BACK」。
その第四回目の会場となる面影 book &craft の岩井さんとは、この春初めてお会いしたのですが、その際に、微花は二人とも本業が庭師であることと、岩井さんがライフワークとして田畑をされていることから、自然と人間の関係としての庭について深くお話したことが印象に残っています。
本をつくることも庭をつくることも、ともに未来への果敢ない祈りではないかーーそんなお話ができたらと思っています。
この機会にぜひお運びください。
