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Motherhood Childhood おかあさんって、なんだろう

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Motherhood Childhood おかあさんって、なんだろう / 著者・日登美 / エムエム・ブックス


自分という自然


 

 

子どもの頃、一番頼りにするのは母でした。

どんな母であったか、どんな言葉を投げかけられたか、そういうことはあまり記憶にないけれど、ただ母が「いる」ことの安心感と存在感だけは誰にも代えられないものなのだ、と本書を読みながら改めて振り返っていました。

その温もりの中に愛だけでなく不安やおそれや戸惑いが混じっていたとしても、子どもは全てを受け取ってそれでも母を必要とし、ありったけの愛をこめて手をつなごうとする。

「母」と「子」の摩訶不思議な関係。


「そして究極的には、わたしたちは子どもがいようがいまいが老若男女、「母と子ども」という輪の中から外れる人はひとりもいない、というつながりにも思いを馳せるようになりました。」(ー5Pり引用)


と書かれているように、誰の中にも「母なるもの」の記憶がきっと眠っているのだと思います。

そしてそれは「原点」でもあるのかもしれません。

人それぞれの母、母性の記憶があるかと思いますが、著者の日登美さんは母性の中に「私たちに共通する根源的なもの」があることに目を向け、私たちの中にある母なるものに出会い、「母や子ども時代」を振り返ることで今の自分と出会い直すきっかけになれば、とご自身の幼少期のこと、子育てのことを本書にて綴られています。


本書は6人の母であるモデルの日登美さんがご自身の妊娠・出産、からだとこころの観察・気づきをとおして子育てから見えてきた子どもというもの、母になって見えてきた母というものを探求した自伝的エッセイです

日本だけでなく、ブラジル、ドイツでの出産・育児も経験し、そして6人の子育てをするなかで自分自身と向き合い、自然について考え始め、自然育児やシュタイナー教育を実践している日登美さん。


子育ては自分育て、と言われるように、きっと6人のお子さんと向き合われるなかで子どもと同じくらい自分を見つめてこられたのだと思います。

たどり着いた現在地はなんとも中庸で、本質的で、やさしい世界。


同じように子育てをされているお母さんなら日登美さんのやさしさにきっと励まされ、何かある度に本棚から取り出したくなるようなお守りのような一冊になるでしょう。

子育て中のお母さんお父さんへの贈り物にもぴったりです。


子どもがいてもいなくても、自分を見失いそうになっているとき、あなたの中の母なる記憶を呼び覚まし、自分を顧みるきっかけとなる一冊です。

自分への愛が足りてないなと感じているときや、孤独を感じているときに、ぜひ開いてみてください。

あなたがあなたらしく生きるための指針となってくれるでしょう。




<目次>

 

はじめに

わたしの家族構成と子育て年表

 

序章

母であること

幼児期、母はわたしのすべてだった

 

第1章 あかちゃんを迎える前に

妊娠中から子育てははじまる

暮らしを見直す1・2・3 

ホメオパシーを使うようになって得た変化

◯ 人生を見直せた、わたしの出産準備

 

第2章 出産

いろいろな出産の選択肢があっていい

あかちゃんが、生まれる場所、ときを決めている

第1子が、わたしを母にしてくれた

生まれる順番のふしぎ

誕生日のその日くらいは

自然出産の「動き」

布おむつ、おむつなし育児

世界のどこでも、愛に守られて

子どもが生まれること、生まれないこと、流産のこと

◯ ベルリンでの自宅出産記録――2016年

 

第3章 こころに向き合う

こころと體(からだ)と暮らし

子育ては、人生の体験し直し

宇宙の法則は、暮らしのすべてに行きわたっている

自分にやさしく

ありがとう

 

第4章 體を知る

體を通した変化は、視点をパワフルに変える

実践しやすい4つの断食法

自分に本当に合う食べものを見つける

血液型と食について

體とつながる食べかた

わたしらしい食卓をつくる

◯ つくることは食べることの一部、と氣づいた日

 

第5章 暮らしと母性

母性の発露を止めないために

おかあさんのこころと體のメンテナンス

わたしの中のエネルギーを循環させる

セルフケアとストレス発散の違い

「すみません」より「ありがとう」

おとうさんの母性

おとうさんの役割、おかあさんの役割

夫婦仲良く

母性と社会

自分のしあわせは自分で決める

おかあさん、ということ

インナーマザーフッド

◯ 祖父に見た、母なるもの

 

おわりに

子どもの声



日登美
三男三女・6人の母。10代からファッションモデルとして雑誌や広告で活躍。出産・子育てをきっかけに、シュタイナー教育やマクロビオティック、ヨガなどを取り入れた「自然な暮らしと子育て」を実践し、その経験をまとめた著書を多数刊行。クシマクロビオティックアドバイザーの資格を取得後は料理指導をはじめ、オーガニックな家庭料理を提案するレシピ本も発表している。2013年にドイツ人の数学者と再婚し、ブラジルでの生活を経てドイツ・ベルリンへ移住。現地でヒルデガルト・ヘルスケアアドバイザーの資格を取得。現在はベルリンを拠点にモデルとして活動を続けながら、「台所から子育て・暮らしを健やかに豊かに」をテーマとしたオンラインコミュニティ「Mitte(ミッテ)」を主宰。母の健やかさは子どもの健やかさへ、女性の健やかさは社会の健やかさへ、をモットーに、子ども時代、インナーマザーフッド(内在的母性)を守りはぐくむ暮らしの提案を行っている。2025年より、みれいかるちゃ~すく~る(mm books)で連続講座を開催中。また、mm booksのホームページ(https://murmurmagazine.com)にて「思春期倶楽部 ほんとうのわたしを求めて」を好評連載中

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