新百姓宣言 / 著者・おぼけん(渡邉賢太郎・雑誌『新百姓』編集長) / ている舎
今を、変えよ!
子どもの吸収力は凄まじいものがあります。
少し前までは言葉とも言えない曖昧な言語だけしか話していないと思ったら、普通に理解可能な意思表示としての言葉を操りはじめたります。
先日もまだ両足のジャンプができない息子の前に対面で座り、彼の両脇に手を添えて補助をしながらジャンプを遊びでしているといつの間にか補助が無しでもピョンピョンとジャンプができるようになっているのです。
今ここという場所に目を向け、夢中になるということがどれだけ人の進化に影響を与えているのかということを考えさせられました。
さて、本書は、雑誌『新百姓』編集長が、『新百姓』の背景にある考えと経験、そして『新百姓』に至るまでの試行錯誤のプロセスについて書いた本です。
現代社会で何か違和感を感じているけれど、どうアクションを起こして良いのか分からない、そんな気持ちになった方もいるかと思いますが、本書『新百姓宣言』は、先の子どものジャンプではないですが、そんなあなたを補助し、道標を指し示してくれるような一冊です。まさに思考をジャンプしたい方におすすめです。
人間がシステムに隷属するのではなく、創造の主体として、一人ひとりの創造性がより自由に解放されるには?
本書では、今のCapitalism(資本主義)
そして、
カネを最重視するCapitalismをはじめ、
だからこそ、身の周りの衣食住から、
Capitalismの限界が様々な面であらわになりつつある今
「常識」や「正解」にただ沿うのではなく、
狭い範囲でコントロールするのではなく、より広い縁起の中で、
もしもそういった思いを抱いているのならば、
また本書は、雑誌『新百姓』
本書が、手に取ってくださったお一人お一人にとって、自身の秘めた創造性に気づき、
判 型|文庫判
頁 数|256P(白黒)
<関連書籍>
新百姓 001(水をのむ) / 編集長・おぼけん、発酵人・施依依 / 一般社団法人新百姓
新百姓 002(米をくう) / 編集長・おぼけん、発酵人・施依依 / 一般社団法人新百姓