愛おしき日々 vol.14

2026/02/03


6時に起床。


日の出が早くなってきたので、起きる頃に東の空が白むようになってきた。

寒い日はまだ長く続きそうだけれど、太陽の光がパッと明るくなってきただけでも気持ちがじわじわと前へ、春へと向かっていく。


今日の節分を迎えて明日は立春。

ここの節目感もけっこう強いよなぁと思う。


朝、我が家で毎年恒例の豆まきをした。

3人で玄関や窓を開けて、鬼は〜外〜、福は〜内〜と今年もつつがなくとり行いました。


保育園でも今日は鬼がきて豆まきをする予定で、「オニがくるから保育園に行きたくない」と弱音を言い出す息子。

きっと泣くだろうなぁと思いながら、帰ってきてからの報告を楽しみに待つことにする。


夫は打ち合わせに出かけ、私は今日はオフにして立春前ということで家の掃除をしたり、体のメンテナンスをしたり、気になっていた場所に行ったりと、整え日とした。


今日も見事な快晴で掃除をしていても気持ちがいい。

窓を開けて空気を入れ替え、滞っているものを一掃できた気分。


それからこんにゃく湿布を当てて、自分もメンテナンス。

ここ数日の疲れと冷えがぶわっと出てくる実感がありてきめんに効きました。体が少し軽くなった。


早めのお昼を食べて、そのあとは信濃国分寺資料館で今日までやっている「蘇民将来符」展を観に出かけた。

前に住んでいた家が信濃国分寺の近くだったこともあり、資料館横の万葉植物園や史跡公園は散歩によく来ていたものの、資料館に立ち寄るのは初めて。


地元の小さな資料館なもので来館者が少ないうえにきっと光熱費削減のためだろう、空調がついていなくてまさかの館内冷凍庫状態。

じっくり展示物を見たかったのに、寒さがまさって思ったよりも駆け足になってしまった。

それでも気になったところはノートにメモしつつ、新たな発見もあり面白かった。

資料図書の閲覧コーナーがまた読みたい本だらけで、閲覧のみとのことだったのでひとまず暖かくなる頃にまたゆっくり読みに来よう、と思ったのと、すぐに読みたい本だけメモしてこのあと図書館に探しに行くことにした。


寒すぎて逃げるように外に出たら、やっぱり外のほうが暖かかった。とほほ。

ちょっと太陽の光を浴びようと万葉植物園を一周歩く。


冷えきった体に暖かさがじわじわと入りこむ。

この地にかつてあった信濃国分寺と古代からの人の営みや歴史に思いを馳せる。

歴史を知ることで上田の解像度を上げていきたい、と改めて思う。


今年は上田をたくさん歩こう。


帰りに図書館に行ったら、探している本が所蔵されていたので無事に借りることができた。

日本民俗文化大系というシリーズ、知らなかった。

とくに気になった「古代人の宇宙観と死生観」を借りたけれど、他にも読んでみたいテーマばかり。

分厚くて読み応えがありそうなので返却期間内を目標に読み切るぞ


夕方夫と一緒に息子のお迎えに行き、その足でお店の隣のお寿司屋さんに寄り恵方巻を受け取った。


こちらも毎年の恒例行事。


息子も海苔巻きが好きなのでぺろりと完食。

保育園では泣かなかったけれど、ひたすら隠れていたらしい息子。

無事に今年も豆まきが終わってよかったねぇ。


立春前日に予定も入らず、色々とひとりで整えることができてよかった。

明日からまた気持ち晴れやかに。



2026/02/24


5時半に起床。


久しぶりの曇りの朝。

太陽が昇る前のほんの一瞬、すべてが「青」に包まれたような静かでやわらかい景色が現れてその仄暗さに心が落ち着いた。


ウッドデッキに出て空気を吸い込んでみたら、まろやかで甘い匂いが体を巡る。

隣の用水路を流れる水の音と遠くで鳴く鳥の声を聞いていたらそれだけで幸せ。


息子が起きてくる前のつかの間のほっとする時間だ。


朝は卵焼き、ポテトサラダ、ご飯、味噌汁、納豆、ハーブティー。

気が散ったり、歌ったり、全然進まない息子の朝ごはんに付き合いながら、片付けやら保育園の準備やらをして今日も無事に定刻どおり送り出せました。


午前中は昨日まで開催していたイベントの撤収作業をしに夫とお店に行き作業を。

お店にたくさんのアートブックが並んだ1ヶ月間もあっという間で、最初はどんな反応があるかドキドキしていたけれど、じっくりアートブックを眺める後ろ姿やそれぞれが自分に合う一冊を選ぶ姿など、こちらがグッとくるような光景を何度も見ることができて、やって良かったな、と心から思った。

ご協力をいただいたiackさんにも多大なる感謝を。

私もずっと欲しかった一冊をゲットできて、今、家の本棚に飾っている。

大切な本が少しずつ増えるのは、生きる喜びが積み重なっていくようで嬉しいことだ。


しかし夫と二人で淡々と、集中して撤収作業をやっていたらそんな眺めも跡形もなく消えていった。

余韻に浸りながらまだまだ本を見返していたい気持ちだったけれど、明日はお店で取材撮影が入っているため、どうにも明日までに復旧を終えなくてはならない。


お昼ごはんを挟んでなんとか目標の時間までに常設の陳列に戻すことができた。


スーパーに立ち寄って帰宅する頃には春の嵐が吹き始めていて、家の中にいると外から「ブォー、ブォーー」と轟音が聞こえてくる。

風も生ぬるく、空は霞んでいるしで日毎に春の兆しが濃くなってきた。

夫は夫で春に蒔く種が続々と届き出して、ソワソワとしている。

これから畑に行く頻度も増えるだろうし、自然も人も少しずつ動き始めている、と思うと心なしか少しワクワク。


今朝図書館に本を返しに行ったついでに見つけた『暮らしの手帖』のバックナンバー。

これから登場予定のふきのとうやたけのこなど春の素材のレシピが載っていたので借りてみた。

こうやって春を待ち侘びてみる。


夜ごはんはスーパーでたまたま見つけたジンギスカン用のお肉(半額)で野菜炒めを作った。

久しぶりのラム肉で造血キャンペーン。

息子はラム肉は食べないかな、と野菜だけお皿に盛っていたら、なんと興味を示して食べた。

子供で食べられるのはすごいなぁと思いながら隣でまじまじと様子を見つめてしまった。


そして私は今日からきました、花粉症。

くしゃみ連発、目がかゆく、鼻水ずりずり。

やっぱり春、到来だ。

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