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白川静 漢字の世界観

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白川静 漢字の世界観 / 著者・松岡正剛 / 平凡社


白川静をご存知でしょうか。彼は、日本の漢文学者・東洋学者の一人です。

漢文学というと中国の何かかとイメージされる方もいるでしょうが、いわゆる漢字の研究者なのです。

この白川静が研究し続けた『漢字』の世界観を名編集者であり著者の松岡正剛さんが一冊にまとめています。


私自身『漢字』の持つ不思議を時たま感じることがありました。

子を持つ親として絵本などを読み聞かせるのですが、全てが平仮名で描かれている絵本は読み始めなかなか意味が取りづらかったり、テンポが作れなかったりと言うことがあります。本自体は毎週こうやって書評を書いているように本を読む習慣があるにもかかわらずです。

つまり、本を読む時に漢字が合間に入っているだけで、音としての意味と文字としての意味の両方を瞬時に解釈して頭の中で想像しているということが理解できます。

白川静はこうした『漢字』には他の文字に比べて古来の人たちが文字に込めた想い、氏曰く「呪能(じゅのう)」が存分に含まれていると言います。


この一冊で書かれている漢字の世界観を理解することで、今まで何気なく選んでいた文字や熟語の解像度が高まり、新たな世界の扉がひらけてきそうです。



<目次>

第1章 文字が世界を憶えている
第2章 呪能をもつ漢字
第3章 古代中国を呼吸する
第4章 古代歌謡と興の方法
第5章 巫祝王のための民俗学
第6章 狂字から遊字におよぶ
第7章 漢字という国語
対談 呪能と歌の心―白川静の魅力



松岡正剛
1944年1月25日、京都生まれ。編集工学研究所所長、イシス編集学校校長、角川武蔵野ミュージアム館長。70年代にオブジェマガジン「遊」を創刊。80年代に「編集工学」を提唱し、編集工学研究所を創立。その後、日本文化、生命科学、システム工学など多方面におよぶ研究を情報文化技術に応用し、メディアやイベントを多数プロデュース。2000年「千夜千冊」の連載を開始。同年、「イシス編集学校」をネット上に開講し、編集術とともに世界読書術を広く伝授している