デンマークの陶芸アーティスト・クラフトマンのOh OakのIO(イオ)ベースです。
Oh Oakを主宰するSarah Oakmanは、自然の美しさだけでなく、宇宙にも魅了されてきました。
作品のモチーフとなったのは木星の直径3642kmの第一衛星『IO(イオ)』です。この衛星は、1610年に発見されギリシア神話に登場する女神イーオーに因んで命名されたそうです。
イオには400個を超える火山があります。
太陽系内で最も地質学的に活発な天体で、この火山活動の噴出物と溶岩流が表面の様相を大きく変化させ、黄、赤、白、黒と緑の特徴的な色彩で地表を彩っていることが知られています。その様子からイオは多くの物語や芸術的な解釈の対象となってきました。
Oh Oakもこの衛星が織りなす色彩を釉薬技術で表現しています。
ブラックストーンから抽出したミネラルと釉薬、そして土を混ぜ合わせたものを、窯で焼く前に塗り、窯の中で熱し化学反応を起こすことで予測のできない膨らみや気泡が生まれ、有機的で自然な美しさが表現されています。
※こちらのプロダクトは一つ一つハンドメイドで作られているため釉薬が風合いがそれぞれで異なる一点ものです。
(サイズ展開は全部で4種類からお選びいただけます。左から「small narrow」、「mid narrow」、「big narrow」、「big wide」です。)
〔サイズ〕φ8.5cm×H25cm
〔色〕moon
〔素材〕陶器
〔原産国〕デンマーク
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Oh Oak
陶芸が古くから盛んなデンマークの島、ボーンホルム島で活躍するセラミックアーティスト/クラフツマンが立ち上げたブランドOh Oak。
Oh Oakの作家でもあるSarah Oakmanは2004年にデンマークの生涯学習システムのホルケホイスコーレに通い、陶芸をスタートさせる。
2012年にThe Royal Danish Academy of Fine Arts School of Design(デンマーク王立美術院)のBornholm校で本格的に陶芸を学び、在学中の2015年に自身の名前Sarah Oakmanと、自分のプロダクトを手にした人のリアクションが「Oh!」と驚くようなものを作るという意味も込めて「Oh Oak」というセラミックブランドを立ち上げる。
現在では、ボーンホルム島の豊かな自然の色合いやテクスチャーをプロダクトに反映させた特徴的なプロダクトラインNexøシリーズやNordlandシリーズなどが人気でデンマーク各地のレストランでも彼女のプロダクトを使っている。
また、a quiet dayがOh OakとデンマークのコーヒーロースターProlog Coffee Barを繋いで一緒に製作したProlog cupなど日本の感覚にも通じるプロダクトを近年チカラを入れて製作している。
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- プロダクトでどんなことをみんなに伝えたいの?
陶芸をやる上で一番大切なのは、人と人の心を通わせるプロダクトを作ることよ。
私にとって大切なのは、人が楽しんで気にかけてくれるものを作ることなの。
あなたが何かをとても大切にしたり、これらのものがあなたの感覚や感情に触れた時に、再びそれを大事にしたりする連鎖が起こるわよ。
それは一生か、それ以上何世代にも渡って続き、受け継がれることができるようになるわね。そんな想いも一緒に!