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いくつもの月曜日

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いくつもの月曜日 / 著者・Lobsterr / 合同会社Lobsterr Publishing

店主も購読しているニュースレターメディア『Lobsterr Letter』。
毎週月曜日7:00amに配信されるそのニュースレターは、ビジネスデザイナーの佐々木さん、ストラテジックデザイナーの岡橋さん、フリーランスのストーリーテラーの宮本さんの3名が厳選しキュレーションした世界中のニュースがピックアップされています。

このニュースレターは、ただの旬のニュースではなく、ゆっくりじっくりと考えていきたいニューストピックがまとめられています。さらに御三方の見解や視点などが盛り込まれていて、それはまるでどこかの旅先のカフェで現地の方たちと互いの視点を交差しながら話をしている感覚と近いように感じます。

さて、毎週配信される『Lobsterr Letter』ですが、もう一つ大きな特徴に週替わりでエッセイが綴られていることが挙げられます。個々人の生活や仕事の中で感じたことや得た見識などが2000字程度にまとめられています。
そのエッセイごとに書いているトピックやテーマはあるものの、何か革新的な答えがある訳ではなく、同じように自分自身も普段感じたり、考えていたりするテーマを問いかけるように語られており、それらの文体に包まれるような心地よさを感じます。

この『Lobsterr Letter』で2019年3月から2021年初めまでの約2年間で配信されたエッセイから50本が厳選され編纂された『いくつもの月曜日』。
自費出版で作られたこちらの本は、
白か黒かはっきりと分けようとする今の時代だからこそ、この本の表紙のカラーがグレーということが物語るように、3人がその時を書き残したエッセイには、白と黒で分けることのできない“あわい”を感じます。

「静か」「偶然」「文化」「物語」「すきま」「無力さ」「やらないこと」「人間時間」「動かない旅」「内向き」「前向き」「境界線」「グレー思考」などの言葉が散りばめられたこの一冊。他人の視点から世界を眺めてみれば、あなたのエンパシーが刺激されて、少し周りの物事に優しくなれることでしょう。

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ニュースレターメディア『Lobsterr Letter』のロブスターが届けるブックレーベル第一弾。

2019年3月の創刊から2021年初めまでの約2年間にニュースレターで配信された3人のOutlookのなかから、50本を厳選。パンデミックやBlack Lives Matterといったグローバルなイベントが起きたときに考えていたことについて。ランニングや料理などのコロナ禍に獲得した新しい習慣について。3人が触れた数々の本や映画について。そして、変わりゆくテクノロジーやブランドのあり方について。いくつもの月曜日に届けられた思索を束ねた本は、時代と社会の変化にパーソナルな視点を通して向き合い、耳を澄ませたエッセイ集となりました。

また『Lobsterr Letter』の読者5名に「Lobsterrについて」というテーマで寄稿をお願いした書き下ろしの原稿も収録。日本を代表するデザイナーの原研哉さん、ほぼ日のCFOを務めたのちに現在はエール株式会社に勤める篠田真貴子さん、東京を拠点にするオーストラリア人編集者/リサーチャーのベン・デイビスさん、投資家としてスタートアップ業界のジェンダーギャップの課題に取り組む江原ニーナさん、そして本書のデザインを担当してくれた井上麻那巳さんの5名が、それぞれの視点からLobsterrを語ってくれています。

仕様:46変判/304ページ
発売日:2021年9月
デザイン:井上麻那巳
印刷・製本:藤原印刷株式会社

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Lobsterr 

Lobsterrは、時代と社会の変化に耳を傾けるメディアプラットフォームです。

意図して目を向けなければ、耳を澄ませなければ忘れ去られてしまうような世界の一隅を照らしていくこと。そしてそれを、やさしく差し出していくこと。

ニュースレター、ポッドキャスト、書籍、イベント、グッズなど、さまざまな伝え方の実験を行いながら、読者とともにこれからのビジネスやカルチャーについて考えていきたいと思います。

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