出版社:くらすことブックス
2005年より主宰の藤田ゆみさんがスタートした活動「くらすこと」は、こころとからだのこと、食べること、自然とともにあること、宇宙の一部であることについて、日々のくらしの中で得た体験、経験や知恵をお店やウェブマガジンを通して発信されています。
根底にあるテーマは「わたし自身のものさし」を見つける。
紙になった『くらすことの本』。
取り上げられている内容も、触った紙の感触も、文字も、写真も余白も、全体をとおして、「わたし」の指針を中心に置くことの大切さが伝わってきます。
わたしと自然・宇宙とのつながり。その媒介となるのは、からだとこころ、そしてくらし。
産後の子供の接し方、冷えのお話、女性の結婚やセックスレスについて、など、身近なトピックもたくさんあり、ハッと気づかされたり、ふむふむ、とうなづきながら読めるものばかりです。
100%以上の毎日を送って、気づけばなにかを抑え込んだり、我慢してしまっている人にそっと贈りたい本です。