バウムクーヘン / 著者・谷川俊太郎、 装画・ディック・ブルーナ / ナナクロ社
著者の自選による、初収録のひらがな詩46篇を収録。装画は、「ミッフィ—」のディック・ブルーナ氏による鮮やかな花の絵です。
誰しもの中に今もひそんでいる子どもの言葉をかりて、老人の私が書いた大人の詩集です。ヒトが木の年輪(バウムクーヘン! )のように精神年齢を重ねていくものだとしたら、現在の自分の魂の中にゼロ歳から今に至る自分がいてもおかしくありません。
架空の家族の架空の場面をイメージして書いています。
<栗田 脩さんのことば>
日本で詩人といえば谷川俊太郎さん!
たくさん詩集を出されていますがその中でも特に好きな一冊です。
ぼく自身、子どもの視点をかりて、ひらがなで詩を書くことが多くあります。
誰もがむかしは子どもだったように、いつかの自分が感じていたことが詩の中にあるように感じます。
<目次>
1(とまらない;はじめてのきもち ほか)
2(あさこ;ハハのむすめ ほか)
3(こころから;はらっぱ ほか)
4(しーん;そこ ほか)
5(このほし;ホモサピエンス ほか)
谷川俊太郎
1931年生まれ。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。詩作のほか、絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広く作品を発表し、近年では、詩を釣るiPhoneアプリ『谷川』やメールマガジン、郵便で詩を送る『ポエメール』など、詩の可能性を広げる新たな試みにも挑戦している