愛おしき日々 vol.7

2025/07/16


6時前に起床。


涼しい朝。

雨が降ったあとだから空気に淀みがなくて、すっとした空。


2週間滞在した父を昨日見送って、賑やかだった日々から少しずつ日常に戻る。

早朝夫が畑で収穫してきた今季初のミニトマトが朝ごはんに登場。

リーフレタスはこの時期切れることなく冷蔵庫にあるし、最近はズッキーニも採れ始めてきたりと自家製の夏野菜がだんだんと増えてきた。ありがたい日々です。


息子を保育園に送り出したあと、台所の掃除や買い物を済ませ、午前中は錦さんと打ち合わせ兼音声収録。

次の秋の季節に向けて、それぞれの現在地を共有しながら感じていることを言葉で交感しているうちに、思いがけないところから選書に繋がる最適解がやってきて、とても気持ちよく収録を終えることができた。


錦さんとこれまで何度も打ち合わせを重ねてきたからこその阿吽の呼吸に、私は毎回まるっと身を委ねて楽しませてもらっている。

錦さんの豊かな感性と言葉選びがとても好き。


秋の再会も実現しそうなので、わくわくとしながら画面越しにお別れをした。


お昼の時間になったので、今朝採れたてのバジルでジェノベーゼソースを作り、パスタに。すっかり夏。


食べ終わったあと、近くのお寺まで散歩をしてそれから午後のお仕事タイムへ。


午後は雨雲がどんよりと広がってきて、雨が今にも降り出しそうな不安定な天気に変わるも結局お迎えの時間になっても雨は降らず、保育園に行ったら息子はプールに入って遊んでいた。


相変わらず反抗心たっぷりで1日に1回は必ず手を煩わせて怒られるようなことをする息子。大人げなく同じ土俵に乗ってしまうことも多々あり大いに反省なのだけれど、すっかり幼児期のかわいい姿の片鱗が消え、小さな大人になってゆく息子との対峙についてはこれから長い時間をかけて向き合っていくことになりそうだな、とうっすらと思う。


夜ごはんは冷蔵庫に肉魚がなかったので、野菜オンリーで。

茄子の油焼き、人参ナムル、ズッキーニピクルス、じゃがいもソテー、サラダ、ご飯、味噌汁。

たまには野菜だけも体が軽くなっていいな、と実感。


息子がなかなか寝つかず、つい寝落ちして遅い時間にお風呂に入ったらあがる頃には雨がしっかりと降ってきていた。


雨音と雨の匂いでしっとりと。

気持ちをすとんと落ち着かせてから寝よう。

今日もおつかれさまでした。



2025/07/20


6時過ぎに起床。


昨日はめずらしく夜から家族で外出をして、帰りが遅い時間だったので私と息子は朝寝坊(夫だけは通常運転で早朝から畑に出ていた)。


3連休中日の今日は息子と一緒に一日過ごす日。


日曜日なので朝はパン。ハルさんの全粒粉食パンにサラダ、ウインナー、スクランブルエッグ、カフェオレ。


のんびりと支度をして、夫を見送ったあと我々もいざ公園へ。

今日も最高気温は35度予報。

木陰が多い緑地公園へ行くことにした。


ここは植物の生え方がとても好きで、昨日屋外自主上映会で観たジル・クレマンの「動かない庭」をつい思い出してしまうくらい自然な形で花が咲いている。

いつも来ると見入ってしまう。


立ち止まって植物を眺めていると息子がストライダーでスーッと走り、すぐに姿が小さくなっていってしまうのでゆっくりも見ていられず、早足で追いかけることになるのだけれど。


手すりのない橋の上から川の中へ葉っぱを落として流れていく様子を見届けたり、浅瀬で水につかったり、自然の中で上手に遊ぶ息子を見ているだけで面白い。


それにしても木陰にいてもあまりに暑く、1時間半ほど公園で過ごしたあとまだまだ遊びたい息子をなんとか誘導してスーパーで買い物をして帰宅。


お昼は冷やし中華。息子からの「できた〜?」コールを何度も背中に浴びせられながら急いで作る。


息子が昼寝をしたあとはつかの間のひとり時間。

コーヒーを淹れて、本を読む。

重澤珈琲さんで昨日調達したデカフェの豆がエチオピアに変わっていて、エチオピアが好きなので美味しく頂いた。華やかな香りにやっぱり癒されるなぁ。


あまり昼寝が長いと夜寝るのが遅くなるので、早めに起こしておやつを食べている間に家事をしたり。

図書館に絵本を返しに行ってそれだけで汗だくになる夕方。


夜ごはんは凍み豆腐の含め煮、茄子の油焼き、サラダ、ご飯、味噌汁。

今日はおかずを失敗した。


寝る時間になっていきなりの雷雨。

もれなく息子はこわがり、そのまま大人しく夢の中へ。

今日もおつかれさまでした。

こちらの日記はwest mountain booksの日記からの抜粋となります。

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