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信州・ りんご農家の知恵と工夫 せっちゃんの保存食

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信州・りんご農家の知恵と工夫 せっちゃんの保存食 / 著者・飛田和緒、せっちゃん(料理) / KADOKAWA


笑顔というひと味を添える



料理家・飛田和緒さんがその人柄に惹かれて長年通う信州・りんご農家のお母さん、せっちゃん。

畑や庭で採れるものや自生しているものを使って作る保存食の数々が四季ごとに紹介されています。


長年にわたって家族ぐるみのお付き合いをしているという飛田さんとせっちゃんとのエピソードを交えながら、信州の土地で一年を通して収穫することのできる野菜、果物、山菜、野草とその保存食の作り方を知ることができる民俗学的レシピ本ともいえそうな本書。


使う素材はkg単位で、調理道具は寸胴鍋やポリバケツが登場したり、いわゆる田舎の農家が昔から生活の一部として作ってきたような素朴なレシピだけれど、「毎日素材の様子を収穫どきを見極める」「切り方、使う調理道具もレシピによって決まっている」というせっちゃんのマイルールがあり、せっちゃんにしか作れない味を想像するだけで、食べてみたいと腹の虫の声が今にも聞こえてきそうな保存食ばかりです。


私も3年前から同じ信州で暮らす身としては、旬の時期や食材を東京暮らしのときより把握できるようにはなったのですが、それをここまで活かせるようになるには一体今の生活スタイルの何から変えてよいのやら

それでも、これなら作れそう、やってみたいと思えるレシピもあり、「来年はこのレシピにチャレンジしてみようかな」と意欲が湧いてくるようなわかりやすいデザインと構成でまとめられているのが本書の良いところ。


両親と祖母から受け継いだ味にせっちゃん流の知恵と工夫が加わり、そして最後に笑顔というひと味を添える

今目の前にあることをしっかりと見つめ、自分の体に落とし込んで、他には替えがたい自分だけの色を出すこと。

料理だけでなく、生き方にも通づる大切なことを教わるような一冊です。

レシピを参照しながら、自分なりの保存食が作れるようになったらいいな、と個人的に思わされました。



<目次>
春の保存食(ふき;わらび ほか)
夏の保存食(梅;赤じそ ほか)
秋の保存食(栗;きのこ ほか)
冬の保存食(野沢菜;大根 ほか)


飛田和緒
料理家。東京で生まれ、高校の3年間を長野で過ごす。現在は海辺の街に夫、娘とともに暮らす。日々の食卓で無理なく楽しめる家庭料理や保存食を作り続けている。せっちゃんと十数年前に知り合い、せっちゃんの保存食が大好きで定期的に通って習っている。


せっちゃんこと堀田節子
長野県在住。りんごの栽培を主にした農家のお母さん。農作業に、孫の世話に忙しい中でも、果実や野菜の保存食作りを楽しむ。季節ごとの保存食は、何も作れないほど忙しいときのごはんの助けになり、農作業の合間のお茶の時間を豊かにしている。

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