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雨のことば辞典

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雨のことば辞典 / 著者(編者)・倉嶋 厚、原田 稔 / 講談社学術文庫


ここ数年、夏の時期に都市部を中心に突然雨雲が広がり局所的に雷雨や暴風雨になる雨を『ゲリラ豪雨』というようになった。スマホなどの予測変換だとゲリラと打てば豪雨と出てくるはずです。かつて夏の風物詩であった入道雲やそれらが夕方移動しながら降る『夕立』という言葉は肩身の狭い思いをしていることでしょう。

こういったように、日本人の生活と雨は切っても切り離せないものがあります。


本書『雨のことば辞典』では、季語から気象用語、各地の方言まで、雨にまつわる言葉だけを約1200語集めまとめられています。花時雨、狐の嫁入り、半夏雨、秋霖、氷雨…。正直ページをめくってみると9割以上が初めて知るような言葉がたくさんありました。そして、同じ天候のことを言っていても地方によってその表現の仕方が全く異なるのも地域性が出ていてとても興味深いです。


日本人が自然を言葉でどのように表現してきたか読み取れる一冊になっています。

そして、これからも『ゲリラ豪雨』のように新たな雨のことばが生まれていくことになるのでしょう。



●雨にまつわる言葉を約1200語収録
●「雨の降るしくみ」「雨の強さ」等の気象コラム
●巻末付録「雨のことわざ・慣用句」
●「雨の歳時記」として利用できる季節別索引「四季雨ごよみ」



倉嶋 厚
1924年長野市に生まれる。49年中央気象台付属気象技術官養成所研究科(現・気象大学校)卒業。理学博士。気象庁防災気象官、主任予報官、鹿児島気象台長などを歴任。84年気象庁定年退職後、NHK解説委員となり気象放送の発展に力をつくすとともに、気象キャスター、気象エッセイストとして活躍する。2011年日本気象学会名誉会員


原田 稔
1944年神奈川県に生まれる。郷土史研究をきっかっけに「雨の文化史」研究を志す。著書に『雨の楽しい話』