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低空飛行 - この国のかたちへ

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低空飛行 - この国のかたちへ / 著者・原研哉 / 岩波書店


日本を代表するデザイナー原研哉さんが、月に一度配信しているニュースレター『低空飛行』。毎月日本のどこかの土地を訪ね、デザイナーの視点でその土地の風土を深く観察し解釈しています。ブログではそうした一連のメディア表現から考えを熟成させた今後の日本の『観光』のあり方などにも言及されていて、毎回読むごとに示唆や視点を得られます。


そしてそのブログ連載を元に新たに加筆、再編集して、この『低空飛行 - この国のかたちへ』が生まれました。
原さんが日本の津々浦々を歩き、細部まで隈なく見て回る「低空飛行」というプロジェクトは、日本の風土や文化などについて咀嚼するための基礎研究のようなもので、そこでの経験を踏まえ、本書では日本の新しい産業ヴィジョンとして観光に焦点を絞り、グローバルな文脈の中で日本が世界に提示し得る価値を探っています。


世界がグローバルになればなるほど、土地由来で文化的な特異性、つまりローカルの価値が高まっていくことが、原さんの一連の活動を辿ってみると感じられます。

この一冊を通して「価値を消す(消費)」ような生きかたを改める必要性が感じられてくるのではないでしょうか。


ぜひご一読ください。


■目次
「わたしたち」のデザイン
目的地へ

 

第一章 低空飛行からの展望
「遊動」へ向かう世界
数字から考えてみる
観光資源は未来資源
工業化時代における「和」
「JAPAN HOUSE」の経験から
低空飛行―異次元の観光へ
半島航空


第二章 アジアに目を凝らす
ホテルとは何か
ジェフリー・バワとその建築
植民地支配の後に生み出されたもの
ジ・オベロイ・バリ
もしも中国が大航海時代を制していたら
アジアの挫折
第二次大戦後の日本と製造業
足元の見つめ方
開かれていること


第三章 ユーラシアの東端で考える
世界を際立たせるスパイス
ラグジュアリーとは
クラシックとモダン
日本のホテルはなぜユーロ・クラシックなのか
シンドラー・ハウス
外からの目


第四章 日本のラグジュアリーとは何か
自然を畏怖する姿勢
内と外の疎通
靴脱ぎと床の切り替え
安息のかたち
空間の多義性
垂直と水平
隅とへり/畳・襖・障子
隅とへり/素材の境界・テクノロジーの境界
水と湯―火山列島の恵み
ピーター・ズントーの「テルメ・ヴァルス」
あるがままの湯
光る水面
湿原と川
湾と水平線
生きた草木を配する
石を置く
清掃


第五章 移動という愉楽
衣・食・住・行
小型エアライン
自動運転車
鉄道の心地よさとは
フェリー
瀬戸内デザイン会議

 

同名のPodcastも、ゲストとの対話があなたの思考の扉を開くきっかけを作ってくれることでしょう。