『コトノネ』vol.43 / 発行・株式会社コトノネ生活
「社会をたのしくする障害者メディア」を掲げる季刊発行の冊子『コトノネ』。
特集は「子どものことは、子どもにゆだねよ」。
紹介されている小学校で働く先生(大人)たちはみな、子どもの目線まで姿勢を落とし、従来の学校教育、障害児教育にとらわれない考え方で子どもと向き合っている方ばかり。
つくづく、子どもと関わることって、大人が人間力を試されるし、大人自身が成長する機会になるのだな、と実感します。 子どもと本気で向き合う教育者の素晴らしい姿勢に感服です。
「強くではなく、ゆるく。怒りではなく、楽しく。」
「他人の評価や常識に縛られないで自分の物差しで生きることが生きづらさを超える一歩目です」 (共に連載「協同労働」という生き方 43Pより引用) など、印象に残る言葉もあり、今号も連載含め読み応えたっぷりです。
■コトノネグラビア 澤田さんの世界(田中亨憲)
■特集1 子どものことは、子どもにゆだねよ まずは子どもをしあわせにしよう(学校法人きのくに子どもの村学園 南アルプス子どもの村小学校・中学校) 「ほっとかへんで!」(豊中市立南桜塚小学校) 「目の前の子ども」から 木村泰子(大阪市立大空小学校 初代校長)
■ぶっちゃけインタビュー39 発達障害という開拓者 似鳥昭雄(株式会社ニトリホールディングス代表取締役会長)
■連載 突撃!となりの農福師
■連載「協同労働」という生き方 10%の風穴を開けよう(企業組合はんしんワーカーズコープ)
■ゲームの福祉 (ePARA実行委員会(事務局株式会社ePARA)、国立病院機構北海道医療センター)
■特集2 今日は、逃走日和 鴻池朋子さん 藏座江美さん対談
■連載「女性が導く 農福連携」 「ごちゃまぜ」の時間(農園CuRA!)
■シリーズ障害者の就労事例41 ADAの星(ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社)
【連載コラムほか】 ■ことばを授かる ■小さな福祉研究所 ■身障者いがらしみきお いがらしみきお ■里山学 永幡嘉之 ■絵話の作法 藏座江美 ■新しいフクシの風 ■アートが、目ざめる ■南相馬21.5キロ日記 古市貴之 ■Cafeそれいゆの窓から 大嶋栄子 ■よう来たな みっちゃん 野々村光子 ■『のんびる』さんから ■支え、支えられ ■ジャパンフーズプロジェクト