『あれ?今日はなんか眠れないぞ。』と思ってしまうと、昨日までどうやって眠りについていたのかもよくわからなくなり、またそれで色々と考えてしまうから、なお頭が冴えてしまいさらに眠れない、なんてスパイラルに陥った方もたくさんいるかと思います。
日本ではおよそ4〜5人に一人が『不眠症』と呼ばれる睡眠に何かトラブルを抱えている方がいるそうです。こうしてパソコンに向けてタイプしているわたし自身がもしかしたら、その割合に当てはまるかもしれません。
この冊子『BED TIME STORY』は、2022年11月に東京・下北沢のマヒナファーマシーで開催された『月の冬じたく展』のテーマ「優しい眠り」に合わせてつくられた冊子です。
文をシュタイナー幼児教育者の虹乃みきこさんとマヒナファーマシーの中山晶子さん、そして絵を大森木綿子さんが手掛け制作されています。
睡眠はこうあるべきだという科学的なことは一旦置いておいて(そんなことを考えているとまた寝られなくなりますよ!)香りや皮膚、祈り、逆観といった感覚的な切り口から眠りに寄り添ってくれる一冊になっています。
中でも入眠儀式というものは、自分も知ってか知らずかやっていたりします。
何か特別なことではありませんが、ストレッチした後に読書するくらいなものです。たいてい一つのチャプターを読み終わる前に大あくびが出て本を閉じるのが常で、前日読んだところを気づかずまた読んでしまうことも茶飯事です。
眠れないことは恥ずかしいことでもなんでもないですし、眠りにつくときは大抵一人です。自分に立ち返って眠りについてみてください。私よ、眠れ。
あなたの眠りをサポートしてくれる香油とのセットもおすすめです。
<香油>
ラベンダー:緊張や疲れを解き放つ香り
ローズ:ピンクの柔らかな毛布に包まれるような香り
パイン:森の静けさの中で清められるような香り